今4歳になる息子が
2歳くらいから「吃音かもしれない」と
感じながら暮らしています
吃音かもしれないと思った瞬間
保育園のお迎えにき息子が私に話しかけてきてくれたとき
「ここここここここれの・・・おおおおおお・・」と
言葉が連発していることがありました
たまたまなのかな・・と思っていましたが
その日を境に言葉どんどん連発していくことに
不安になりました
それでも、言葉が出始めるまで少し遅いなと思いながらも
男の子だしそんなものかと生活をしていました
娘は2歳半頃にはすでに私と会話のやり取りが
できるくらいにまで言葉の発達がありましたが
息子は2歳半を過ぎても、まだ2語文も話せない
状態が続いてました
1歳半から保育園に通っていたので
集団生活もかなり早くからしていると思うので
少し遅いだけかな・・と様子をみていました
このまま様子を見るだけにしていてもよいのか
毎日悩んでいました
保育園の先生に相談
まず保育園の先生に実際にクラスでは
どのようにお友達と過ごしているかを伺いました
もちろん、吃音についてもご相談しました
先生からは、「今はまだ自分から話すことが
少ないので、そこまで気になりませんよ」と
おっしゃってくださいました
「もし気になるようでしたら
保育園から先生に診てもらえるように
予約をとることもできますが
そのようなことはしなくても
全然大丈夫だと思います」とも言われました
確かに、家でも一人でブロックをしたり
お絵描きをしたりする一人遊びが多く
自分から言葉を発するということは少ないなとは
思っていました
とはいえ、私を居るときは自分の気持ちは
伝えてきてくれる子だったので
この時点ではまだどのくらいの吃音なのかも
よくわかりませんでした
日ごとに増していく吃音
3歳になり言葉が増えていくにつれて
吃音もひどくなっていきました
その頃からインターネットで「吃音」について調べて始め
いろいろな情報を知りました
吃音にみられる特徴として、
- 連発(あ、あ、あ、あ、ありがとう)
- 伸発(あーーーーりがとう)
- 難発(・・・・ありがとう)
この頃の息子はすべて当てはまっていました
「やばい」
心の中でそう思いました
7割の人は自然完治していく
と言われているという記事が多くある中
裏を返せば、3割は完治しない人がいる現実も
あるという情報がありました
「まだ小さいし」
「男の子はゆっくりだから」
「気にしすぎ」などといった言葉で
何事もなく過ぎ去ってしまうケースも多いとも
書いてある記事もありました
周りにそのような人が少なく良いアドバイスを
もらえることが少ないともありました
その後、聴覚言語士に診てもらったらよいかどうかを
相談窓口ヘ連絡しましたが、
実際に診てみないと断定はできないので
予約を取ってくださいとのお話でした
そのようなところへ行ってしまうと
「そういう子」としてのレッテルを張られるのではと
どうしても前向きになれませんでした
でも、このまま完治しないまま小学校へ進んだ場合
そのことで笑われたりしないだろうかと
心配にもなりました
どうしたら良いかほんとうに毎日悩んでいました
幼稚園への転園
娘が幼稚園に転園をした経緯もあり
息子も娘と同じ幼稚園へ転園しました
幼稚園に転園するタイミングで吃音外来へ
行ったほうがよいかも含め
卒園前に担任の先生に相談をしました
その時には、
確かに少し言葉が連発したりすることがあるのかもしれないですが・・
と先生からお言葉がありました
でも先生は、もし気になるようでしたら
言語聴覚士の方に診てもらっても良いのでは?と仰せでした
結局、先生達も断定もできないのでなんとも言えないって感じでした
幼稚園生活で少し良くなった
幼稚園へ行くようになり少しずつ連発する言葉が
少なくなり始めました
頭では喋りたいことが沢山あるけど
それを言葉にすることが難しかったんだろうと
思いました
幼稚園の先生方にも園での様子を聞いてみると
お友達とも沢山お話しして
楽しく過ごしていますよと言ってもらっています
大分、吃音のような症状が
少なくなってはきたものの
言いたいけど言えないといった状況の時は
連発や伸発のような状態になったりしています
3歳児検診
3歳児検診の時に吃音のことについて相談しました
女性の方で何の資格を持っているのかどうかもわからない
ただの相談員みたいな方だったので
話すのも億劫でしたが
その方からは
「今見た感じ特に大丈夫そう」
「本当にそうなら幼稚園の先生からも言われていると思う」
という何度も抽象的な言葉だけで
具体的なアドバイスなどはもらえなかったです
以前から思いますが、子育て支援の方って何のためにいるんでしょうかね・・
専門性が問われる問題があった場合は素知らぬふりな
イメージでした
まとめ
今息子が4歳になり吃音症状もだいぶ良くなっています
吃音症状がひどい時は
私が働いていて息子との時間をあまりとれていないことが
原因なんじゃないか
もっと小さい時に抱っこしてあげてもっともっと
愛情を与えていたらこんなことにはならなかったのではないか
と自分を責めていました
ネットの情報だと育つ環境などには影響はなく
発達障害に分類されると書いてありました
とはいえ、”もっとこうしていたら”といった思いが
ずっと心の中にありました
毎日仕事、育児、家事と
やらなければならないことが山積みで
子どもと向き合えていないことが原因ではないかと
自分を責めていました
でも、息子はそんなことも知らずにただただ純粋に
毎日を生きている
私がモヤモヤしていても始まらないなと
最近は思えるようになってきました
娘のこと
息子のこと
もっとこうしたい
あーしたい
これってどうなんだう
なんでこうなんだろう
と悩みが尽きなくて
たまに泣きそうになりますが
それでもゆっくりでいいからこどもたちと
一緒に悩みを共有しながら
時に喧嘩しながら
生きていきたいと思います
こんな思いで暮らしているという日常が
誰かの役に立ちますように・・