最近、30年以内に南海トラフ地震の発生率が
80%になったという情報が出始めたね・・
地震で被災したらどうしよう・・
ぷぷの家は1995年1月17日の阪神大震災のとき
神戸市東灘区で家が全壊したんだよ。だから
被災した時にとても困ったこと、とても役立ったものを紹介するね
ご訪問ありがとうございます。
ぷぷ(@holoimua_pupu)と申します。
子育てをしながら役立つ情報をブログやInstagramで発信しています。
生活用水と飲料水
当たり前すぎるくらい当たり前ですが
水 です
大震災の場合は、”ライフライン”つまり
電気・水道・ガスなど生活・生存に絶対に
必要で供給されるはずの経路が失われて
生活が完全に機能しなくなります
電気は、懐中電灯
ろうそくを使うことなります
過去に停電の経験はあっても、
1か月以上の断水の経験がある人は
少ないのではないでしょうか
断水になると一番困るのが
トイレ なんですっ!!!!
当時、本当に水のありがたみを
一番感じた瞬間がありました
震災から一晩明けて
近くの小学校のトイレへ
行った時、中に入ると
水で流れていない便器に
う〇こが 爆盛り 状態・・
目ん玉飛び出るほど強烈でした
それでもしないと困るので
なんとか頑張って中腰で
用を足しましたが、
もうほんとうに言葉にできない・・
だから、なんとしてでも
生活用水の確保は必須です
災害は夜寝ている間に起こることも多いから
お風呂の湯船の水は生活用水として利用ができるので
翌日に流すことを普段から習慣にしておくことを強くおススメするよ!!
そうはいっても、基本シャワーしか使わないし、
お風呂ためても水道代もかかるし、掃除が大変だし・・
被災をして生活用水がない時には
近くのホームセンターなどで
水を汲むことができるように
なっているところが多いです
必ずではないかもしれませんが
家の近くのホームセンターなどに
災害時に水をくめる場所というのが
確保してあるのでぜひ、
お買い物のついでに、
1度確認してみてください
その時必要になるものが
”ウォータータンク” です
保管場所にかさばるものなので
折り畳みで準備しておきましょう
ただ、日常で出番があるかでいうと・・
若干微妙なラインかもしれませんね
キャンプなどに行かれる方は
あるとすごく便利なアイテムなので
利用価値があると思いますので
一石二鳥ですね
あと、飲料水はマストです!!
これも当たり前過ぎますが
水のない生活は本当に辛過ぎるので是非!!
でもさ、そんなに買っても置き場所がないよ。家狭いし。
だよね。うちも狭いし置く場所ないから
”ローリングストック法”を使って準備を心掛けているよ。
ローリングストック法??
”ローリングストック法”とは
普段から少し多めに食材や消耗品などを買っておき使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで常に一定量の食料や消耗品を家に備蓄しておく方法
たしかに、これなら使いながら一定量置いておくことが出来そうかも!!
菓子パンなどの賞味期限が長めの食料
大震災の時は
数日の間に各小中学校に
自衛隊の方が炊き出しなどにきてくれます
自衛隊の方が来られるようになった時には
かんぱん・おにぎり・毛布などの
最低限の食料・日用品の配布があります
学校などへ自分達で取りに行くんだよ。
炊き出しなどがくるまで
地域差があると思いますが
3日~1週間位
自力で飢えをしのぐ必要があります
えっ。3日間・・。
大人は2,3日食べなくても体力はあるので
命がなくなることはないと思いますが
幼児だと食べなくなるととても危険ですし
なにより心配ですよね
実際に被災した時にあってよかった食べ物は以下の通りだよ
- 調理せずに食べられる菓子パン
- 火を通さなくても良いウインナー
- バナナ
- 食パン
- ジャム
- チーズ
- 菓子パンやおかず系の缶詰め
- 乾パン(缶ビスケット)
これらは普段家にあるものばかりですよね
これを普段から切らさずに
常に置いてある状態にしておくと
いざという時に非常に助かります
ただ、家族分となると量もかなり多くなるし
防災グッズや備蓄ってやらなきゃいけないのは
分かってるんだけど・・
置く場所がないのよね・・
でも、災害ってマジ突然訪れます!!!
一瞬にして家が壊れ
火事が発生し道路も遮断され
逃げ場もなくなり最悪の場合
人の命が失われます
なので普段からの”備蓄”が
本当に大切です!!
とはいえ、場所も限られるので
昨今よく言われている
「ローリングストック法」を活用して
常に備蓄しておく癖をつけておきましょう
いつ災害がくるかもわからないから常備しておくことが大切なんだね
カセットコンロ
電気が使えなくなったとき
カセットコンロはとても活躍します
お湯を沸かせばラーメンが食べられる
暖かいお茶、スープ系が飲める
このあたりまえのことができなくなる
不自由さが震災時の一番辛いところです
カセットコンロでいろんな
暖かいものを食べたんだけど
極寒の真冬だったのでほんとに
あってよかったよ
現代は掃除が楽なので電気コンロを
使うご家庭も多いと思いますが
災害用にカセットコンロを1つ備えておけば
いざという時に必ず役立つと思います
あるとそれだけで不安な夜を
しのぐことができますので是非ご用意ください
ガスを買うことも忘れずに・・岩谷 CB-250-OR カセットガス オレンジ 3本入
ウェットティッシュ・除菌スプレー
災害のときには手を洗う代わりに
ウェットティッシュや消毒液を
使うことになります
1995年当時は今のように
除菌に対する意識も
今ほど高くなかったので
除菌スプレーや除菌ジェルは
最低限で販売されている状態でした
今のようにいろんな種類の
ウェットティッシュがあった
訳でもありません
液体、ジェルは手指消毒用
ウェットティッシュは、固形物をふき取り用
できることなら使い分けられるように
準備しておきましょう
また、アルコール成分のものと
そうでないもの両方あると更に良いです
アルコールタイプのウェットティッシュは毎回手を拭いていると
だんだん手の皮が薄くなって剥がれてしまうから用途によって
使い分けることをおおススメするよ
2020年以降は世の中がコロナ渦になり
どのご家庭にも除菌グッズは備蓄されている
と思います
ストックを常に切らさないようにしておきましょう
マウスウォッシュ
災害時にマウスウォッシュ?!と
思う方も多いと思いますが
災害時は水が出ない場合
歯を磨くことができません
歯を磨かないと口の中にある菌が
のどを通って肺に回ってしまい
それが原因で肺炎にかかり
亡くなられる高齢者の方が
沢山いらっしゃいました
なるべく口の中を清潔にしておくことが
とても大切です
普段から使ってみると口臭予防、虫歯予防にもなるので
これもローリングストック法の一環として備蓄しやすいものだと思うよ
マジックペン
自衛隊の方が支援に来てくれるようになり
圧縮された毛布・乾パン・ティッシュ
食料などの消耗品が配布され
少し余裕が出てくる頃の悩みが
避難所でのお隣さんとの距離感です
食料・消耗品の管理などをする場合に
避難所でお隣にいるご家族の
荷物と自分達の荷物の分別が
付かなくなってしまい
一瞬変な空気が流れたりします
そのような時に、名前を書いておくための
マジックペンがあると以外と便利です
また、徐々に引っ越しの手続きなどが
取れるようになってきて
壊れた家の家財道具など
出して持っていこうと思った時も
何を入れているのかを書くために
マジックペンがあるとかなり便利です
ありそうでないものなのであったらほんとに便利だよ
黒いごみ袋(45L)と新聞紙
家が全壊せずに避難所にはしないケースを
想定した場合ですが、その場合、
ライフラインが完全にストップした状態で
自宅で過ごすことになります
冒頭でお伝えように
トイレが流せない
これがとてつもなくストレスになります
災害時に自宅のトイレを利用する時も
当然水が使えませんから
あると良いのが黒色のごみ袋と新聞紙です
自宅のトイレを簡易トイレに変更させるために使います
排泄物が見えにくく
不快な思いになりにくいという理由で
黒のごみ袋が必須になります
新聞紙もあればより良いですが
雑誌などの代わりになるものがあれば
それでも代用できます
各地域に自衛隊の方が
支援にきてくれるようになったら
水を汲みに行くこともできるので
それまでの辛抱なのですが
水がない暮らしはかなりのストレスとなるので是非
用意しておくことを強くおススメします
ネックライト・ヘッドライト
夜暗くなってからの避難する際に
あったらよかったなと思ったものが
ネックライト・ヘッドライトです
実際に夜道を懐中電灯を持って歩いて
避難するという状況がとても不安でした
地面も照らさないといけない上に
前も真っ暗で前が見えない
電柱は倒れ家屋もつぶれている
状態の道なき道を懐中電灯の
光のみで歩くのはかなり
歩きにくい状態でこまりましたね
実際に父親はこけていました
子供がまだ小さいと1人1人に
懐中電灯を持たせて歩かせる
もしくは、自分が懐中電灯を持って
子供たちを連れて歩いて避難する
ということを想像するとちょっと大変です
1人1つずつ用意しておくとより安全に避難できるね
ラジオ
災害時は情報収集をするツールとして
ラジオがメインになります
普段から近所付き合いをしっかりしていると
近所の人からもいろいろな情報をもらうこともできるよ
充電器があったとしても
ライフラインが復旧するまでに
時間がかかってしまうと
充電も尽きてしまいますよね
アナログなものにはなりますが
手回しのラジオを1台買っておくと
かなり使えます
電気もガスも水もなにも出ない災害時は
余震が来る度に体力が消耗していく
時間との闘いでした
実際に真夜中はなかなか寝付けず
どうしても目が覚めてしまって
起きていることも多かったので
ラジオから音楽が流れているだけでも
不安な気持ちが少し軽減されるので
是非ご用意ください
充電器・発電機
阪神大震災(1995年)当時はまだ
携帯電話もほぼ普及していない時代でした
サラリーマンの人が大きめの携帯を持っていた時代だよね!
今じゃ考えられないね。
今はこれは必須中の必須ですよね
普段から充電器をこまめに利用し
充電する習慣をつけておくこれに尽きます
強いて言えば、発電機もあると最高です
ライフラインが復旧するまでに
時間がかかればかかるほど
重要度が高いアイテムになります
キャンプなどされる方でしたら
お持ちの方も多いのではないでしょうか
安いものではないから要検討といったアイテムだよね
まとめ
とにもかくにも災害時は
ライフラインが止まり
そこからの被災地での
暮らしが始まります
明日からどうなるのだろうと
不安になり体力的にも精神的に
もかなり消耗していきます
当時とても不安で怖くて
メンタルは相当キツかったです
家族が皆生きていてくれたので
一緒に居られるというところが
心のよりどころとなり救いでした
災害時こそ助け合って
生きてきたいと思うところですが
普段から自分さえ良ければよいという
考えの人達が傲慢になっていく様を
子供ながらに垣間みることになりました
今思えば良い人生経験になったなと思います
まずは家族が生きていくために
必要最低限の備蓄を備えておくことが
家族も友人も救うことになります
災害にあった時に
備蓄していてほんとうに良かった
と必ず思います
この記事を読んでくださった方が
ストレス・不安を少なくして暮らせるように
参考にしていただければ嬉しいです
備えあれば憂いなしだね